2009/07/01
このところ個性的なお酒にあまりでくわさない。
製造技術の進歩なのかどうかはわからないが
飲みやすく、甘すぎず、カラすぎず、すっきりとしているものばかりだ。
日本酒、焼酎、ワイン、スピリッツ、ビール
作り手の意図が一方向に向きすぎているように思われる。
別に奇をてらったものをつくる必要はないのだが、
物足らなさも感じる。
試験的あるいはスモールバッチなどのお酒の中には、
ユニークなものもあるが、どのでも手に入るわけでもない。
お酒の楽しさにもいろいろあるが、
「こんなお酒があるのか!」という驚き、
「やっぱり、この料理には、このお酒が一番!」といった楽しみ。
そこには、やはりそのお酒の顔を求めたいと思う。 |